コウモリが死んでいるのを見ると不吉?縁起と見つけたときの対処法

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家の中でコウモリが死んでるのを見つけちゃった・・・これって不吉のサイン?

夕暮れ時になると空をパタパタと飛びはじめる様子を誰しもが見たことがあると思いますが、コウモリは私たちにとって実は身近な生きもの。

普段は洞窟やトンネル、岩の間などに住んでいることが多いですが、条件が合えば人間が住んでいる家の屋根裏などにも住みつきます。

このように家に住みついたコウモリが、何らかの原因で家の中で死んでしまい、まれにその死骸を人間が見つけてしまったりすることがあります。

コウモリは夜行性で、体の形も特徴的であるほか、特に日本だとドラキュラのように吸血する印象があることから不吉なイメージを持つ方が多いかもしれません。

この記事では、もしコウモリが死んでいるのを見てしまった場合の縁起や、具体的な対処方法を解説します。

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コウモリが死んでいるのを見たら不吉なのか

結論から言うと、特に不吉ではありません。

死んでいるコウモリは見た目にもあまり気持ちの良いものではありませんし、見てしまった前後に良くないことが立て続けに起きると「もしかしてコウモリが死んでるのを見ちゃったから・・・?」と思うのは無理もないかもしれません。

ただ、コウモリ自体は一般的に「縁起の良い生きもの」として解釈されることが多く、特に中国では幸福のしるしとしてありがたがられています。

日本でも「コウモリ」の発音が「幸守り」「幸盛り」などの当て字に通じることから、縁起の良い生きものであると考えている人も多いです。

元々縁起が良いと言われている生きものが、死骸になると縁起が悪いなどということもありませんので、コウモリが死んでいるのを見ても特に不吉というわけではありません。

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コウモリが死んでいるのを見つけた場合の注意点

コウモリが死んでいるのを見ても縁起という面で特に不吉なことはありませんが、注意していただきたいことがあります。

それは「絶対に素手で触らない」ということ。

コウモリは普段暗くてじめじめしたところに住んでいるということもあり、体の表面や体内にはウイルス・細菌・寄生虫などがたくさん生息しています。

その中には、うっかり感染してしまうと命の危険があるものや、これまでにない未知の病気にかかってしまう可能性があるものも含まれています。

コウモリを原因とした感染症として比較的名前が知られているものでは「狂犬病(きょうけんびょう)」「エボラ出血熱(えぼらしゅっけつねつ)」などがありますし、世界的に流行している新型コロナウイルスも、真偽のほどは不明ですが「コウモリがウイルスを保有していた」という説もあり、そのように言われるほどウイルス・細菌・寄生虫などを運びやすい動物であることは認識しておきましょう。

大事なことなので2回言いますが、コウモリが死んでいるのを見ても絶対に素手では触らないでください。

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死んでいるコウモリを処理するには

死骸を触るなと言われても、室内で死んでいるので何とかして処分しなければならないということもあるでしょう。

そんなときは厚手のポリ手袋をはめて死骸を取り、ビニール袋などに入れて密封したうえで処分しましょう。

ポリ手袋がない場合はビニール袋や新聞紙などで代用しても構いませんし、ポリ手袋ごしでも死骸にさわりたくないという場合はほうきなどで対処しても構いません。

ただし、死骸の処理に使った道具(死骸に触れた道具)は基本的に全て処分するようにしてください。

そのままにしておくと死骸からくっついてしまったウイルス・細菌・寄生虫などが残りますし、水洗いや熱湯消毒でも完全に死滅する保証はありません。速やかに焼却処分するのが最も安全です。

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コウモリが死んでいるのを見た場合の不吉さまとめ

ここまでの内容を簡単にまとめると次のようになります。

・コウモリが死んでいるのを見ても特に不吉ではない
・コウモリの死骸にはウイルス・細菌・寄生虫がついているので絶対に素手で触らない
・死んでいるコウモリは直接触れずに処分、使った道具も処分

死んでいるコウモリを見てしまっても不吉ということはありませんが、コウモリがもつウイルス・細菌・寄生虫などには十分注意する必要があります。

ちなみにこれは生きているコウモリも同様ですので、昼間に寝ているコウモリなどを見つけてもうっかり素手で触ったりしないようにしましょう!

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