Googleドライブのアップロードがエラーになる原因6つ！原因別の対処法は？

皆さん、Googleドライブ使ってますか？

無料で15GBのストレージが使えて、いつでもどこでも保存したファイルにアクセスできるので私はとっても重宝してます。

いつもは概ね快適に使わせてもらってるんですが、たまーにファイルのアップロードエラーが起きてイラッとしたりするので、同じような経験をされている方向けに、原因と解決方法を共有します。

Googleドライブのアップロードエラーが発生したらまずやること

普段は問題なくアップロードできているのに急にうまくいかなくなった、という時は、慌てずもう一度アップロードを試してみましょう。
タイミング悪くちょっと通信が切れてしまっていたとか、ドラッグ＆ドロップの処理が実はうまくいっていなかったなどの些細な理由でたまたまアップロードができなかった、ということは往々にしてあるものです。

明確な原因があって継続的にアップロードがうまくいかない、ということであればきちんと対処する必要がありますが、実は精密機械やシステムは「いつもはうまくいくけどたまたまうまくいかなかった」ということも日常茶飯事です。

とりあえずもう一回試してみて、ダメだったらこの先の原因別対処法をご覧ください。

Googleドライブのアップロードエラー原因1：ファイルに問題がある

アップロードしようとしているファイルがGoogleドライブで取り扱えるものでない場合、アップロードがエラーになることがあります。
Googleドライブはほとんどの形式・サイズのファイルに対応しているのですが、ファイルのサイズや中身によってはアップロード・保管に制限があります。

例えば次のようなファイルはNG。

細かい制約についてはGoogleのヘルプを読んでみてください。

Googleドライブに保管可能なファイル

「ファイルサイズ」「文字数」「行数」などで制限がかかるケースが多いので、もしこの制約に引っかかっている場合は、対象のファイルを分割してアップロードを試してみましょう。

Googleドライブのアップロードエラー原因2：保存容量不足

Googleドライブには1ユーザーあたり15GBの容量が割り当てられていますが、逆に言えばこの15GBはファイルをアップロードできる上限値です。
この容量を超えてしまった場合は当然さらなるアップロードはできなくなってしまいます。
（有料プランを利用されている方は容量が15GBよりも多いですが、上限値に達してしまった場合は同様にアップロードができなくなります）

この場合は

のどちらかの対応が必要になります。

ちなみに1つ注意点ですが、実はGoogleドライブの容量上限は「Googleドライブ」「Googleフォト」「Gmail」の3サービス合計で15GBとなっています。

Googleフォトの無制限アップロード終了はGmailやGoogleドライブにも影響あるので注意 | OREFOLDER https://t.co/poFVThSlFY

2021年6月1日からは、GmailもGoogleフォトも、Googleドライブも、全部合わせて15GBまでとなります。この15GBが埋まってしまうと、Gmailでメールの送受信ができなくなります。

— 米屋 (@komeya88) November 18, 2020

つまり例えば、Googleフォトで7GB、Gmailで3GBの容量を使っている場合、Googleドライブにアップロードできる容量上限は 15 – 7 – 3 = 5GB となります。

という場合は、GoogleフォトやGmailで容量を圧迫している可能性があります。
両サービスを開いてみて、不要なファイル、古いファイルがあれば削除してみましょう。

特にAndroidユーザーの方は、Googleフォトと連携していると知らず知らずのうちにファイルが同期（アップロード）されて容量を圧迫してしまいます。

Googleドライブのアップロードエラー原因3：セキュリティが邪魔をしている（特にPCからのアップロード）

セキュリティソフトの設定や、通信の際のネットワーク制限が原因でファイルがアップロードできないというケースもあります。

特に会社や組織のパソコン・ネットワークを経由してGoogleドライブにアクセスしている場合は、組織のセキュリティポリシーとして外部へのファイルアップロードやアクセスが制限されていることがあります。

自宅のPCからは問題なくアップロードできるのに、会社のPCやネットワークからはできない・・・というときは組織内の情報担当に確認し、可能であれば問題なく使えるよう設定を変更してもらいましょう。

逆に、組織のPC・ネットワーク経由ではなく完全に私用のPC、自宅のネットワークからアクセスしているのにアップロードができないという場合は、PCにインストールされているセキュリティソフトが原因となっている場合があります。

標準的なセキュリティ設定であれば問題になるケースは少ないですが、別途「ウイルスバ〇ター」や「ノー○ン」といったセキュリティソフトを購入してインストールしている、、という場合は、そちらの設定が原因になっているかもしれません。一度設定を見直してみましょう。
（特に○ートンは初期設定で縛りが結構きつかった気がするので注意です）

Googleドライブのアップロードエラー原因4：ブラウザに異常がある

これはレアケースかと思いますが、例えば古いPC、何年もアップデートしていないPCなどでGoogleドライブを開いた場合、ブラウザのバージョンが古いなどの理由でGoogleドライブへのアクセスやファイルのアップロードがうまくいかないケースがあります。

このような場合は、

などの対応を取ってみてください。

なおGoogleChromeやFirefoxを使っている場合は、プライベートモードに切り替えて再度試してみるとうまくいくことがありますので試してみましょう。

Googleドライブのアップロードエラー原因5：通信に異常がある

この場合は主に、

の２パターンがあります。

まず前者の場合ですが、例えば外出先でWiFiに繋いで通信している場合などで、通信回線が遅かったり不安定であったりすると、アップロードのエラーにつながります。

この場合は一定の速度があり安定した通信回線を探して接続し直す必要が出てきます。

後者の場合ですが、会社などでPCを使ってアップロードしている場合に意外とありがちなのが「LANケーブルが物理的に抜けていた」というケースです。
有線接続の場合はPC側とルータ側のLANケーブルを、無線接続の場合は無線ルータのLANケーブルを確認して、抜けていないか、緩んでいないかを確認してください。

またPCからテザリングでGoogleドライブに接続している時に、うっかりテザリングをOFFにして回線が途切れるケースもあります。
私が実際に体験した例ですが、

といったこともあったりしますので気を付けましょう！

Googleドライブのアップロードエラー原因6：Googleドライブの不具合

これは本当にごくまれにしか発生しないようですが、Googleドライブ自体に不具合が発生したためにアップロードエラーになる場合もあります。

#Googleドライブ

Googleドライブの不具合が世界規模で発生

障害地域が日本、豪州、米国、中欧、南シナ海 pic.twitter.com/akqNAOfsIM

— ねころ (@nyan_ko28) August 20, 2020

これまで見てきた対応・解決策でもアップロードエラーが改善しない場合は、念のためGoogleドライブに不具合が発生していないか確認してみましょう。
なお不具合情報の確認は、Googleなどの検索エンジンではなくリアルタイム性のあるTwitterがオススメです。

Googleドライブのアップロードエラー発生時の対応まとめ

長くなりましたが、Googleドライブでアップロードエラーが発生する場合の対応は次の流れがオススメです。

Twitterでの確認を２番目に入れた理由は、所要時間が短いからです。
Googleドライブ自体の不具合の可能性はかなり低いですが、Twitterでの確認なら1分もかかりませんので、「普段アップロードできているのになぜかできない」という場合はサクッと検索してみると良いでしょう。

ちなみに、GoogleドライブをはじめとしたGoogleのサービスを使いこなせるようになると、日常のタスクや仕事の処理効率が劇的に向上します。
実はこれまであまりGoogleのサービスを使いこなせていなかった・・・という方はぜひこちらの本を読んでみてください。

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