「49」の数字の縁起を解説!どうしても気になるときの対処法は?

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数字の「4」や「9」、あるいはそれらを組み合わせた「49」などは一般的に「縁起が悪い」とされ、日本では忌み嫌われることが多いといえます。

アパートやホテルの部屋番号からは4や9が避けられていたり、お祝いやお年玉などで4千円など入れようものなら非常識のレッテルを貼られてしまうでしょう。

しかし、これらの数字は本当にそこまで嫌われるべきものなのでしょうか?

一般常識として根付いてしまったもの(お金をあげるときに4千円を避けるなど)はある程度黙って従うしかないかもしれませんが、それはともかく「本当に4や9、49の数字は縁起が悪いのかどうか」は気になるところですよね。

この記事では4や9、49といった数字が縁起が悪いとされる根拠と、逆に縁起が良いとする説の根拠を紹介するとともに、それらの数字がやたらと目についてしかたない時の考え方を解説します。

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49の数字は縁起が悪い説の根拠

このあたりは皆さんお分かりかと思いますが、4は「シ」と発音するため「死」、9は「ク」と発音するため「苦」を連想することから、縁起が悪い数字とされています。

また49については、「シジュウク」と発音するため「始終苦」を連想させる、あるいは人が亡くなったときの法要を行う節目である「四十九日」を思い起こされるので縁起が悪いなどと言われています。

それだけです。

他には特に理由はありません。

「他にももっと理由があるだろう!」と思うかもしれませんが、本当にこれだけしか理由がないのです。

縁起が悪い数字として多くの日本人の意識に根付いているにもかかわらず、その理由が「縁起の悪い言葉や事柄を連想させるから」という程度でしかないのはちょっと驚きですね。

だいたい、「49」が四十九日を連想させて縁起が悪いならば「7」も初七日を連想させるので縁起が悪いという解釈になるはずですが・・・。なぜか日本では「7」はラッキーセブンで縁起がよいとされています。

ともかく、縁起が悪いと言われる「4」「9」「49」などの数字は、ただ「発音が別の縁起の悪い言葉を連想させる」という理由だけで日本人に嫌われてしまっています。

そう考えるとなんだか不憫ですよね。「オメ―の名前、俺の嫌いなやつの名前によく似てて思い出させるからイライラすんだよ!」と理不尽な理由でイジメられている感じでしょうか。

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49の数字は縁起が良い説の根拠

反対に、「4」や「9」、「49」は縁起がよい、ととらえる説も一定数あります。

・中国では「9」は「久」と発音が同じであり、縁起の良いものとされている
・ハワイでは「4」は聖なる数字とされている
・「49」は「し(4)あわせがく(9)る」なので縁起が良い

国やとらえ方が変わるだけで、同じ数字でも意味合いが180度変わってしまいます。

とは言えこれらも明確な根拠というレベルではなく、発音からの連想や、昔からの言い伝えなどによるものです。

結局、数字そのものに幸不幸の意味があるというよりは、「その数字を見る人が後からどう意味づけしているか」に尽きるのではないでしょうか。

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49の数字がやたら目につくんだけど・・・

時計を見るといつも4時44分なんだよね・・・

「数字があらわす幸不幸は見る人のとらえ方次第だ!って言われても、やっぱり4や9、49がよく目について不吉な感じがするんだよね~。時計を見るとちょうど4時44分ってことも多いしさ~」

どうしても普段から4や9を意識してしまうように刷り込まれてしまうのか、日本人ならば一度はそんな気持ちになったことがあるかもしれません。

もちろん、無意識に4や9という数字を意識しているから自然と目について、記憶に残ってしまうということはあるでしょう。

しかし本当にしつこいくらいに気になるとか目につくのであれば、もしかしたらそれは「エンジェルナンバー」かもしれませんよ!

エンジェルナンバーとは

少々スピリチュアルになりますが、「ふとしたときによく見る数字」「妙に印象に残っている数字」などを「エンジェルナンバー」と言い、天使からのメッセージであるととらえる考え方があります。

これには4や9が入った数字も含まれており、例えばこのような意味を示します。

49・・・人生の目標や使命を果たすために行動を起こすべき。一歩を踏み出そう
444・・・天使があなたを見守っていて、全てがうまくいく状態である
9999・・・人生の一つの区切りが訪れ、新たな旅立ちが始まる。幸福が訪れる前兆

エンジェルナンバーを知っていれば、4時44分 = 444 なのでとても良い状態だというメッセージだ!というとらえ方もできますね。

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49の数字の縁起まとめ

ここまで解説してきた内容をまとめますが、49などの数字にまつわる縁起というものは、つまるところある数字に対する解釈やイメージをあなたが「どれだけ知っているか」そして「どれだけ意識しているか」に過ぎません。

例えばあなたは、「17」という数字が不吉だと思いますか?

思わないですよね。

実はこの数字、イタリアでは不吉な数字として嫌われています。

でも、あなたはそれを知らなかった。

だから不吉なイメージを持たなかった。正確に言えば持てなかったのです。

人間は、自分が知らない解釈やイメージを持つことができません。

だから、もしあなたが「4」や「9」、「49」といった数字を縁起が悪いと考えているならば、そういう知識やイメージを誰かから、あるいはどこかから知ったからです。

ただ、そのイメージを忘れろというのも無理な話。

であれば、この記事でも解説しましたが「これらの数字は縁起が良い」という説や理由もあるということを知り、日常的に意識するようにしてみましょう。

そうすることで、数字の縁起などに過剰に振り回されることがなくなり、穏やかに過ごすことができますよ!

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