赤べこの置き場所おすすめ4選!玄関に飾るのは正解?

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ゆらゆらと首を動かす様子が可愛らしい、福島県会津地方の郷土玩具「赤べこ」

テレビで何度か取り上げられていることもあり、郷土玩具・民芸品の中でも知名度は高いほう。

体の色も最近は赤だけではなく青や白などいろいろなバリエーションが出ているので、コレクションとして多数集めている方もいるのではないでしょうか。

この記事ではそんな赤べこの置き場所としては、家の中のどこが良いのか?を解説します。

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赤べこの由来・言い伝えをおさらい

赤べこの置き場所の解説に入る前に、まずは赤べこの由来や言い伝え、ご利益を再確認しましょう。

赤べこ伝説の発祥は福島県会津地方で、あるお寺(虚空蔵尊:こくぞうそん)の建立に必要な材木の運搬で活躍した、赤毛の牛の言い伝えがモデルとなっています。

虚空蔵尊の建立時ではなく大地震の後の復興作業時であった、赤毛の牛は一頭ではなく大群であった、などと諸説ありますが、「虚空蔵尊の建設(または復興)に関わった赤毛の牛である」という部分はどの説でも共通しています。

このような伝説を元にして、会津地方の郷土玩具「赤べこ」が誕生しました。

またこれは赤べこが生まれた後の話ですが、その昔会津地方に疱瘡(天然痘)が流行した時、赤べこを持っていた子どもは疱瘡にかからなかったという言い伝えがあります。
(赤べこの体の黒い斑点は、子どもの身代わりに疱瘡を引き受けている様子を描いたものと言われています)

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赤べこのご利益とは?

赤べこは単なるおもちゃやキャラクターというわけではなく、様々な言い伝えとともに郷土玩具として長年作られてきました。

そのため、次のようなご利益や効果があると言い伝えられています。

厄除け・魔除け

赤べこの赤は厄除け・魔除けの色とされています。

そのため、赤べこを近くに置いておくと病気や災難などから逃れられると言われています。

病気・疫病除け

疱瘡を人間の代わりに引き受けたという言い伝えから、赤べこには病気や疫病を遠ざける(身代わりになる)ご利益があると言われています。
このことから最近は、アマビエと並んでコロナ除けキャラクターとして赤べこが注目されています。

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赤べこの置き場所おすすめ4選

ここまで解説してきた赤べこの特徴を踏まえると、家の中での赤べこの置き場所としては次の4つがオススメです!

北北東の方角の部屋

赤べこはそもそも牛(丑)の一種であり、十二支のなかの一つです。

十二支の動物にはそれぞれ関連性の強い方角というものがあり、風水的に牛(丑)は北北東に強い関連があるとされています。

そのため、家の中でもできるだけ北北東に近い場所に置くことで家に幸運をもたらしてくれるでしょう。

南の方角の部屋

同じく風水的に、赤べこの「赤」は南に強い関連があるとされています。

そのため家の中でも南に近い場所に置くことで家に幸運をもたらしてくれるでしょう。

ただ、既に南方向に赤系統の置物がある場合はわざわざ被せる必要もないので、別の場所に置いたほうが良いかもしれません。

玄関

赤べこの赤色には魔除け・厄除けの効果があるので、家の出入り口である玄関は置き場所として適しています。

厄や災難が家に入ってくるのを守ってくれることでしょう。

赤ちゃんや子どものいる部屋

赤べこには病気・疫病除けのご利益があるため、子ども部屋に置くのもおすすめです。

子ども部屋に置いておくことで、赤べこが病気や疫病を引き受け守ってくれることでしょう。

もちろん、そもそもは郷土玩具(おもちゃ)なので、単なる置物ではなくおもちゃとして使ってもらっても良いと思います。

首の部分はそれほど丈夫ではないので、あまり激しく遊ぶと壊れるかもしれませんが・・・。

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赤べこの置き場所についてのまとめ

ここまで、赤べこの置き場所としておすすめのポイントをいくつか解説してきました。

まとめると、赤べこの置き場所には次の4つがオススメです。

・北北東の方角の部屋
・南の方角の部屋
・玄関
・赤ちゃんや子どものいる部屋

ただ、これらの場所全てに赤べこを置かないといけない!というわけではありませんし、ここに置かなかったから必ず悪いことが起きる、ということもありません。

もしお手持ちの赤べこをどこに置くべきか迷っているならば、開運や厄除けを祈って、上記のうち置きやすい場所に配置すると良いのではないでしょうか。

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