これまでに撮りためた子どもの写真を保存しておきたい!
過去に撮った大量の写真を保存しておきたい!
という方にとって、写真の保存先に最適なのがクラウドストレージ。
パソコンやUSB、ハードディスクに保存しておいてもいいのですが、突然壊れたりうっかりなくしたりするとデータが全てなくなってしまいます。
その点クラウドストレージなら、データ消失の心配がないので安心!
クラウドストレージの中でも、安くて使い勝手が良いのはやはりGoogleのサービス。
この記事では「GoogleドライブもGoogleフォトも聞いたことあるけど、結局どう違うの?」という方に、5つの違いを解説します。
Googleドライブとは
Googleドライブとは、Google社が提供するクラウドストレージサービスです。
Googleアカウントをお持ちの方であればすぐに利用でき、無料で15GBの容量を使うことができます。
15GBを超える容量を使いたい場合は有料になりますが、一番手軽なプランだと月380円で200GBの容量を使うことができます。(私もこのプランを使っています)
1年間利用するとそれなりの金額にはなりますが、
・いつでもどこでも手元のスマホからアクセスしてデータを確認できる
ということを考えるとかなりコストパフォーマンスの高いサービスです。
Googleフォトとは
Googleフォトとは、Google社が提供する写真管理サービスです。
写真の加工・整理・管理に特化しているため、画像加工や画像認識、アルバムでの整理などの機能が充実しています。
写真はクラウド上に保存されているため、一種のクラウドストレージだと考えても差し支えありません。
(なお、これまで容量無制限だったGoogleフォトは、2021年6月から、1アカウントあたりGoogleドライブと共同で15GBが無料で使える容量の上限となります)
GoogleドライブとGoogleフォトの違い5つ
それではGoogleドライブとGoogleフォトの違いについて、具体的にポイントを挙げていきましょう。
GoogleドライブとGoogleフォトの違い1:取り扱えるファイルの種類
Googleドライブはクラウドストレージサービスなので、基本的にどのような種類のファイルでも扱えます。
・テキスト
・音楽(MP3など)
・圧縮ファイル(ZIPなど)
・各種ドキュメントファイル(word、excel、PDFなど)
その他、どんな種類のファイルでも取り扱いが可能。
例えばPSDやAIなど、特定のソフトウェアでなければ開けないようなファイルでも全く問題なく保存できます。
対してGoogleフォトは本質的には写真管理サービスなので、画像・動画しか取り扱うことができません。
GoogleドライブとGoogleフォトの違い2:インターフェース(見え方)
GoogleドライブとGoogleフォトは、ユーザーインターフェースにもかなり違いがあります。
まずGoogleドライブはファイルの保存・管理をメインの機能としているので、パソコンのエクスプローラと近いイメージの見た目になっています。
フォルダごとにファイルを分類したり、階層構造を作って管理することができます。
対してGoogleフォトは、スマホのフォトギャラリーやインスタのような見え方です。
写真を一覧で見せて管理することに特化しているため、アルバムを作って分類する程度のことは可能ですが、階層構造を作ったり複雑な管理をするには向いていないと言えるでしょう。
GoogleドライブとGoogleフォトの違い3:スマホとの同期機能
Googleフォトはスマホと同期することで、スマホで撮影した写真を自動的に同期して取り込みます。
意識的に操作をすることなく写真が自動的にバックアップされるのでとても便利!
急にスマホが壊れたりしても、直前まで撮影した写真がGoogleフォト上に残っているので安心です。
Googleドライブはスマホとの同期機能はないため、手動で都度アップロードをする必要があります。
アップロードの操作自体はそれほど手間ではありませんが、うっかり操作を忘れていると、ここ最近のファイルがアップロードされていなかった・・・なんてこともあるので注意!
GoogleドライブとGoogleフォトの違い4:画像編集機能
Googleドライブは主な役割がファイルストレージであり、画像以外にも様々なサイズ・形式のファイルを保存することができます。
そのため写真の編集・加工に特化した機能は備わっていません。
一方Googleフォトは写真の加工・整理・管理のためのサービスです。
Googleフォトには標準で補正や切り抜き、各種フィルタをかける機能が備わっており、簡単に写真を加工することができます。
撮影した写真を加工したいならばGoogleフォト一択ですね。
GoogleドライブとGoogleフォトの違い5:容量制限
Googleドライブは無料で15GBの容量が用意されているので、この上限を超えない限りは無料でファイルをアップロード・保存し続けることができます。
(15GBを超えると有料プランを契約しないと利用できません)
対するGoogleフォトですが、以前は容量無制限で好きなだけ写真をアップロード・保存できる状態でした。
しかしGoogleの方針変更により、2021年6月からは基本的に容量制限がかかることとなりました。
容量制限後の無料枠での上限は15GB。Googleドライブと同じになります。
たた実はこれ、GoogleドライブとGoogleフォトそれぞれで15GBの容量が用意されているわけではなく、1つのGoogleアカウントごとに容量上限が割り当てられています。
さらにGmailもこの容量上限の仕組みに含まれているため、
Googleドライブ+Googleフォト+Gmail < 15GB
ということになります。
例えばGoogleドライブで2GB、Gmailで1GB使っている場合、Googleフォトで使える容量(無料枠で)は12GBということです。
ただしこれには例外があり、Googleが販売するスマートフォン「Pixel」からの写真アップロードならば引き続き容量無制限。
自社スマホを使ってくれるユーザーには引き続き無制限の容量を提供するよ、ということですね。
GoogleドライブとGoogleフォトの違いまとめ
ここまでGoogleドライブとGoogleフォトの違いを見てきましたが、まとめると
・インターフェース(見え方)
・スマホとの同期機能
・画像編集機能
・容量制限
などの点でそれぞれ明らかな違いがあります。
パソコンやスマホの中の大事なファイルを保存しておくにはGoogleドライブ、日常の写真を気軽にバックアップ・加工するにはGoogleフォト、と使い分けていくと良いでしょう。
なおGoogleドライブをはじめとしたGoogleのサービスを使いこなせるようになると、日常のタスクや仕事の処理効率が劇的に向上します。
実はこれまであまりGoogleのサービスを使いこなせていなかった・・・という方はぜひこちらの本を読んでみてください。
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